1審は・・・トンデモ判決でした。

神奈川県内では課税取消の事例が相次いでいるようですが、実は1審についてはトンデモ判決でした。
ちょっとその話題を。

不可解な1審判決

1審で証拠をもって主張したことのうち、重要な部分が全く採用されず、どうでもいいところがなぜか判決文に出てくるという珍事でした。
それをされたら負けるよね、という単純なところ。

例えば1審で主張したことの中に、各都道府県の課税実態調査があります。
全ての都道府県でカイロプラクティックに対してどのように課税しているかを調査したところ、請負業で課税しているのはたった3県のみ。
それ以外の23都府県は第3種事業の「その他医業」として課税し、20道府県は課税対象外(当てはまる業種がない)という状態でした。

そのため、あくまでも第3種事業の「その他医業」の解釈に差があるもので、請負業としてみるのはおかしいという点を強調してましたが、ここについては1審判決では完全スルー。
予備的に、証拠も出さずに主張した「県内の同業者でも課税されていない者が多い」というところはなぜか全面的に採用され、非難されています。

それ以外にも、顧客の状態によっては施術をしないこともあることを強調していましたが、この話は完全スルー。

1審判決後、何度か相談していた方に見てもらっても、なんでこうなるのか不可解な判決と言われるほどでした。

2審では

1審判決は明らかな間違いが多く、かつ法律解釈としてもおかしな点が多々ありました。
主張自体は特に変えていませんが、1審では全く認定されなかった事実が全て認定されました。

認定されると負けるはずがない話。
そのため高裁で勝訴しています。

相手方は最高裁に上告受理申立をしていましたが、理由書の内容も間違いが多くビックリしました。
これについては全て間違いを指摘できる資料を持っていたのですが、最高裁は不受理決定でしたので、反論する機会すらありませんでした。

正直なところ

この件、どの弁護士さんや税理士さんに聞いても、確実に神奈川県の間違いと断言するレベルの話だったので、1審で前ることについては全く想定していませんでした。
そもそも、相手方の主張には不可解な点も多く、1審でも裁判長が首をかしげていることもあったほど。

正しいことを正しく主張すれば、当たり前ですが認められます。
ですが1審はトンデモ判決と呼ばれるものが横行している実態もあるので、ある程度は覚悟していました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする